工法の紹介

 

T・P JOINT

T.P JOINT

 

T・P JOINTの概要

T・P JOINTは端板、側板、補強ハンド、接続プレートおよび接続ボルトから構成されています。杭本体の継手金具は、端板、側板および補強ハンドからなり、側板に接続プレートのボルト孔に対応したネジ穴が切られています。

端板には、下杭に上杭を合わせた時に、接続プレートに嵌合する凸形の突起が形成される形となっています。接続プレートは、端板の突起と嵌合する凹形となっており、側板に接続ボルトを締め付けることにより、上・下杭の端板を結束して杭を一体化します。

杭は、各種建設物の基礎として地中深く打設され、建設物を支えます。通常、杭の先端は地中の支持層と呼ばれる硬い地盤まで達していますが、地中の硬い支持層が深く、地表面から50m以上になることもめずらしくありません。

ところが、工場製品である既製コンクリート杭1本の長さは、最大15mですから杭と杭を継ぐ必要があります。通常は杭端部の金物を溶接しています。

溶接継手の場合は、溶接技能者が必要で、雨天や強風下では施工が制限されます。また、可燃物がある現場では危険を伴います。そこで、これらの問題がなく且つ、大径杭になるほど継手作業時間が効率的になる「T・P JOINT」を開発しました。

 

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