工法の紹介

 

Hyper-NAKSU工法

Hyper-NAKSU工法

 

Hyper-NAKSU工法の概要

Hyper−NAKSU工法は、既製コンクリート杭を用いた埋込み杭工法の中掘り拡大根固め工法に分類される工法です。
本工法は掘削と杭の沈設を同時作業で行なう施工法で、その掘削は既製コンクリート杭の中空部に設置したスパイラルオーガ及び油圧拡大ビットにより、杭先端の直下地盤を掘削するとともに、その掘削土をスパイラルオーガにより杭頭部から排出します。また、同時作業で杭沈設を杭の自重及び圧入力により行います。そして、所定深度から油圧拡大ビットを拡翼し、杭周固定液(W/C=80%)を注入して掘削・撹拌しながら杭を沈設します。その後、引続き根固め液(W/C=60%)を注入して掘削・撹拌しながら杭先端部に拡大球根を築造し、根固め部に杭先端部を定着して支持力の発現を行なう工法です。

  • 支持力の飛躍的な増大。(杭先端支持力は旧認定工法の1.69倍)
  • 大径長尺杭の施工が可能。
    (最大杭径:φ1200、最大施工深さ:砂質地盤71.5m、礫質地盤75m)
  • 油圧拡大ビット(油圧制御機構)により根固め球根築造の施工管理が確実。
  • 排出残土がプレボーリング工法に比べ少ない。

 

Hyper-NAKSU工法の特徴

Hyper-NAKSU工法

杭中空部に設置したスパイラルオーガ及び油圧拡大ビットにより、杭先端部の直下地盤を掘削するとともに、その掘削土をスパイラルオーガにより杭頭部から排出すると同時に杭沈設を杭自重及び圧入力により行います。

油圧拡大ビット 開翼時

油圧拡大ビット 開翼時


所定深度から油圧拡大ビットを拡翼し、杭周固定液を注入して掘削・撹拌しながら杭を沈設します。引続き根固め液を注入して掘削・撹拌しながら杭先端部に拡大球根を築造し、根固め部に杭先端部を定着して支持力の発現を行なう工法です。

 

 

工法カタログPDF

認定書 砂 PDF

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